JOSHIBI PORTRAITS 展終了のご報告

女子美ラボが企画し、2022年より毎年開催している<JOSHIBI PORTRAITS>展は、11月22日をもちまして無事に終了いたしました。
今年も多くの在学生にご応募いただき、出展者数は40名、総入場者数は125名となりました。

本展は「女子美術大学で学ぶ学生たちが、日々どのような視点で世界を見つめ、何を思考しながら創作活動に取り組んでいるのかを、広く社会へ紹介すること」を目的としています。「PORTRAIT=肖像」を作家の“いま”を語るものとして捉え、自由に表現する場として、学生たちの現在の姿を伝える企画です。

展覧会の搬入・搬出作業も学生たち自身が行い、初めて展示に挑戦する学生も多く参加しました。展覧会の実務的なノウハウを学びながら、専攻や領域の垣根を越えて協力し、展覧会をつくり上げています。

<JOSHIBI PORTRAITS>展は今年で4回目の開催となり、女子美ラボを代表する活動の一つとして定着しつつあります。年々、学生たちの展覧会参加への意欲も高まっており、本展を通して学生同士の新たなつながりが生まれていることも実感しています。

最終日にはギャラリートークとクロージングイベントを開催しました。ギャラリートークでは、女子美ラボのボードメンバーである、西田秀己先生(アート・デザイン表現学科スペース表現領域 准教授)、堀込幸枝先生(美術学科洋画専攻 准教授)、粟田大輔先生(教養・共通専門 准教授)、長チノリ先生(非常勤講師・学生相談コーディネーター)が参加しました。通常の作品講評会とは異なる雰囲気の中で、学生が自らの作品について語り合う貴重な機会となりました。

ギャラリートーク後のクロージングイベントでは、軽食を囲みながら学生同士の交流はもちろん、普段なかなか話す機会のない先生方とも気軽に会話できる、有意義な時間となりました。

展覧会終了後には、参加学生5名へのインタビューも実施しました。女子美ラボのキーワードである「アート・デザイン、ジェンダー、教育」をテーマに、学生自身の視点と言葉で語っていただきました。(動画は後日公開予定です。どうぞお楽しみに。)

女子美クリエイティブ・ラボラトリー企画
JOSHIBI PORTRAITS

期間 : 2025年11月17日(月)−11月22日(土)
時間 : 11:00-19:00
会場 : ギャラリー・ルデコ(LE DÉCO)
11月22日:ギャラリートーク:15:00~/クロージングパーティー:17:00~
<主催> 学校法人 女子美術大学
<企画> 女子美クリエイティブ・ラボラトリー
女子美ラボが企画し開催している<JOSHIBI PORTRAITS>展は、女子美術大学で学ぶ学生たちが、日々どのような視点で世界を見つめ、何を思考しながら創作活動に取り組んでいるのかを、広く社会へ紹介する試みです。本展では「PORTRAIT」=「肖像」を作家の「いま」を語るものとして捉え自由に表現します。学生それぞれが見つめる自分自身の内面や社会への眼差しが、現代社会を映し出す一つの大きな肖像となることを願っています。
URL:https://lab.joshibi.ac.jp/